インデックスファンドが投資初心者にオススメってほんと?その理由を知りたい!
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- インデックスファンドが初心者におすすめの理由3選
- インデックスファンドの選び方3選
- インデックスファンドがおすすめな人
- おすすめの証券会社3選
この記事を書いている私は、新卒から約11年間、大手証券会社、運用会社で総合職として勤務。
現在は、投資信託、仮想通貨、不動産へ約1,000万円を投資しながら、投資に関する情報を発信しています。
(主な保有資格:FP2級、AFP、証券アナリスト1次試験3科目すべて合格済み、2次試験は退職に伴い辞退。)
結論から言うと、インデックスファンドは投資初心者にオススメの金融商品です。
私自身、ここ数年はインデックス投資のみで、今後もインデックス投資だけで投資で十分だと考えています。
この記事では、インデックスファンドが投資初心者におすすめの理由やインデックスファンドの選び方を、わかりやすく解説します。
まさに今、投資を始めたい!投資信託ってどうなの?と調べている人は、ぜひ参考にしてくださいね^^
インデックスファンドが投資初心者におすすめの理由3選↓
- 運用手数料が安い
- 値動きが分かりやすい
- 運用成績が良い
インデックスファンドの選び方3選↓
- 投資対象
- コストの低さ
- 純資産総額の大きさ
⇒投資初心者はインデックスファンド×積立投資から始めるのがおすすめ!
インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動する運用成績を目指す投資信託のことです。
インデックスファンドでは、目標とする指数と同じ銘柄を機械的に組み入れて運用を行います。
例えば、日経平均株価に連動するインデックスファンドの場合、日経平均株価が上がれば、投資信託の基準価額も上がり、日経平均株価が下がれば基準価額も下がる仕組みとなっています。
インデックスファンドが初心者におすすめの理由3選
インデックスファンドが初心者におすすめの理由は以下の通りです。
- 運用手数料が安い
- 値動きが分かりやすい
- 運用成績が良い
理由①:運用手数料が安い
インデックスファンドは、運用手数料が安い特徴があります。
なぜなら、指数と連動するように作られているため、次のような手数料がかからないのです。
- 銘柄の調査に必要な費用
- ファンドマネージャーへの報酬
インデックスファンドは運用期間中、毎日支払う必要のある運用管理費用(信託報酬)も低いです。
長期投資で資産を増やしたい人にとって、運用手数料が安いということは非常にメリットがあると言えます。
一方、アクティブファンドは銘柄の調査に必要な費用、ファンドマネージャーへの報酬などが必要なため、手数料が高く設定されています!
理由②:値動きが分かりやすい
インデックスファンドは対象の指数とほぼ同様の値動きをするため、価格の変動が分かりやすいのが特徴です。
例えば日経平均株価やNYダウなどは、TVやニュースで見聞きする人も多いのではないでしょうか。
このように有名な指数に連動するインデックスファンドに投資していれば、値動きの傾向を掴みやすく、勉強にもなります。
インデックスファンドであれば、最低限の投資知識で気軽に投資を始められます♪
理由③:運用成績が良い
インデックスファンドは、多くのアクティブファンドよりも高い運用成績を残していると言われています。
例えば、アクティブファンドは高い成果を狙える可能性がある一方、運用成果はファンドマネージャーの能力に左右されやすい特徴があります。
そのため、指数を大きく上回るファンドもあれば大きく下回ってしまうファンドもあるのです・・。
また、アクティブファンドは運用にかかる手数料が高いので、その点も運用成果の悪化の要因となっています。
日本経済新聞の記事によると、
「アメリカの投資信託の2016年上半期の株式ファンドの運用成績は、大型株や中型株、小型株で運用するそれぞれのファンドの成績の9割が指数を下回っていた。」
「株式相場が比較的堅調な相場環境では、わざわざ高い運用手数料を払ってアクティブ運用のファンドに投資するよりも、手数料の低いインデックス・ファンドに投資すれば相場並みの収益を確保できる。」
といった記載があります。
投資初心者は、優秀なアクティブファンドを探すことに時間をかけるより、まずはインデックスファンドを購入した方が早く資産形成を始められるでしょう。
インデックスファンドの選び方3選
インデックスファンドがおすすめな理由は分かった!でも、どうやって選べばよいのかな?
インデックスファンドの選び方は以下を参考にしてみて下さい。
- 投資対象
- コストの低さ
- 純資産総額の大きさ
選び方①:投資対象
まずは、インデックスファンドの投資対象を何にするか?を考えてみましょう。
投資対象となる指数によって、運用成績やリスクに大きな違いが出てくるので慎重に考えてください。
例えば、投資初心者に人気の投資対象は、以下の通りです。
- 日本株式:情報量が多い
- 外国株式:長期的に株価が上昇を続けている
- 債券:低リスク、低リターン
日本株式や外国株式は価格が大きく変動する可能性があります。
大きなリターンを狙える一方で、損失になる可能性もあるということを理解しておいてくださいね。
どの投資対象にするか迷ったら、外国株式(先進国)のインデックスファンドの購入がオススメです。
外国株式であれば、成長を続けているアメリカをはじめ世界の主要先進国に簡単に分散投資ができます。
私は主に米国株式のインデックスに投資をしています。
選び方②:コストの低さ
インデックスファンドを購入する際には、コストの低さを比べましょう。
確認すべきコストは、購入手数料と信託報酬です。
中でも信託報酬は超大事・・!
なぜなら、信託報酬はインデックスファンドを保有している間、毎日発生する運用手数料だからです。
最近では、運用会社同士でインデックスファンドの信託報酬の価格競争が起きており、信託報酬は年々低下してきています。
信託報酬が高いのせいで運用益を減ってしまった・・!ということがないように、少しでも信託報酬が安い商品を選ぶようにしましょう。
私が選ぶ際には、購入時の手数料は無料(ノーロード)が必須!最近は、無料の商品が多いですよ♪
選び方③:純資産総額の大きさ
インデックスファンドを選ぶ際には、純資産総額の大きさを比べるのも重要です!
純資産総額とは、簡単に言うとインデックスファンドの規模の大きさです。
純資産総額が大きいほど、投資家からの資金が集まっている人気の高いファンドだと分かります。
一方、純資産総額が小さい場合、投資は辞めておくのが無難です。
なぜなら、今後も資金が集まらなかった場合に運用が停止するリスクがあり、運営コストも割高になる場合があるからです。
私は運用会社で勤務していましたが、人気のない投資信託が途中で運用を停止するのを何度も見てきました!
インデックスファンドがおすすめな人
インデックスファンドは、以下のような人におすすめです。
- 投資初心者
- 毎日、仕事や育児で忙しい人
- 少額から投資を始めたい人
- 中長期的に資産を増やしたい人
- 分散投資したい人
- 手数料を安く済ませたい人
インデックスファンドは、手数料が安く、個別銘柄の分析が不要!
インデックスファンドを積立投資で購入するように設定しておけば、ほったらかし投資することもできます。
誰でも簡単に分散投資ができるので、投資初心者の人にもおすすめです。
私は「インデックスファンド×ほったらかしの積立投資」を10年以上続けてきたおかげで、資産がかなり増えました。
おすすめの証券会社3選
証券会社っていっぱいある・・。どこで投資を始めようかな・・?
初心者におすすめな投資信託は、証券会社や銀行で購入できますが、まずは証券総合口座を開設することが前提となります。
ここでは、おすすめの証券会社を3つご紹介します。
SBI証券
名称 | SBI証券 |
口座開設数 | 1,000万口座達成(2023年3月末) ※SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの合算 |
投資信託の取扱数 | 2,600本以上(2023年7月) |
IPO取扱銘柄数 | 117社(2022年度) |
米国株式の取扱銘柄数 | 5,600銘柄(2023年1月30日時点) |
投資信託の最低取引額 | 100円 |
公式サイト | https://www.sbisec.co.jp/ |
SBI証券 は、株や投資信託、FXなど豊富な商品を取り扱う、ネット証券の中でもトップクラスの実績を持つ証券会社です。
売買手数料は業界最低水準♪取扱商品数も非常に多いため、個人投資家に人気があります。
また、投資するとTポイントやVポイントが貯まる、クレジットカードを使えてポイントも貯まる、という点も人気です。
どの証券会社を選ぶべきか決められないという人は、SBI証券で口座開設すれば問題ないでしょう。
私も初めての口座開設はSBI証券でした!
マネックス証券
名称 | マネックス証券 |
口座開設数 | 222万口座(2023年6月末) |
投資信託の取扱数 | 2,600本以上(2023年7月) |
IPO取扱銘柄数 | 51社(2022年度) |
米国株式の取扱銘柄数 | 1,365銘柄(2023年7月11日時点) |
投資信託の最低取引額 | 100円 |
公式サイト | https://www.monex.co.jp/ |
マネックス証券 は、株や投資信託、米国株、中国株など豊富な商品を取り扱う、大手ネット証券です。
売買手数料は業界最低水準♪投資信託は100円から購入できます。
マネックスカードを使って投資信託に積立投資すると、ポイント還元率が1.1%になる点も人気です。
また、米国株式や中国株式の銘柄が豊富で、IPOは完全平等な抽選方式を行うなど、人気のある証券会社です。
私もマネックス証券に口座があります♪
楽天証券
名称 | 楽天証券 |
口座開設数 | 900万口座達成(2023年4月) |
投資信託の取扱数 | 2,600本以上(2023年7月) |
IPO取扱銘柄数 | 70社(2022年度) |
米国株式の取扱銘柄数 | 4,866銘柄(2023年7月7日時点) |
投資信託の最低取引額 | 100円 |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp/ |
楽天証券は、株や投資信託、FXなど豊富な商品を取り扱う、ネット証券の中でもトップクラスの実績を持つ証券会社です。
売買手数料は業界最低水準♪取扱商品数も非常に多いため、個人投資家に人気があります。
楽天証券では、楽天のグループ会社で貯めた楽天ポイントを投資信託の購入や積み立てに使うことができます。
楽天経済圏を活用して生活している人には、楽天証券はとくにおすすめの会社です!
わが家では、家族口座用で楽天証券を使っています♪
まとめ:少額からOK!インデックスファンドを始めてみよう!
今回はインデックスファンドが初心者におすすめの理由、インデックスファンドの選び方について紹介しました!
インデックスファンドが投資初心者におすすめの理由3選↓
- 運用手数料が安い
- 値動きが分かりやすい
- 運用成績が良い
インデックスファンドの選び方3選↓
- 投資対象
- コストの低さ
- 純資産総額の大きさ
⇒投資初心者はインデックスファンド×積立投資から始めるのがおすすめ!
インデックスファンドはシンプルな仕組みの金融商品であるため、複雑な投資知識がなくても気軽に始めることができます。
個々のファンドの情報はインターネット上に沢山あるので、事前にリサーチしてみると良いでしょう。
投資のタイミングを逃さないように口座開設だけでも、事前に済ませておくのがオススメです♪
本記事で紹介した以下のサイトで、ぜひ口座開設してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。