三井住友DS

【解説・評価】三井住友・中小型株ファンド(三井住友DS)

投資方針

「三井住友・中小型株ファンド」は、日本の中小型株に投資するアクティブファンドです。

具体的には、「短期的な相場動向に左右されない」ことを重視し、中長期的な視点で選び出された、魅力的な銘柄に投資しています。

市場別の投資比率は、東証1部92.1%、東証2部1.3%、JASDAQ4.0%です。

業種別は、サービス業29.9%、情報・通信業15.9%、機械7.6%です。

主な投資先は、「ダイフク」や「コムシスホールディングス」、「東鉄工業」など、97銘柄に投資しています。

投資先は、97銘柄とかなり多めです。

その理由として、中小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

   

基本情報

ファンド名 三井住友・中小型株ファンド
運用会社 三井住友DSアセットマネジメント
分類 国内小型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率1.50%(税抜)
信託財産留保額 0.2%
決算日 9月25日
分配金 実績あり
設定日 2003年9月30日
信託期間(償還日) 無期限

信託期間は「無期限」です。運用の途中で、信託期間満了に伴う償還(運用終了)になることがないので、安心です。

信託財産留保額が0.2%かかります。投資信託を売却する際に、手数料が差し引かれます。信託報酬が年率1.50%(税抜)かかります。

分配金は「年に1回」出ています。積立投資など、長期で資産を育てる運用には、向いていません。(2019年度は、計200円が分配金となっています。)

   

運用状況

三井住友・中小型株ファンド

出所:SBI証券 HP (2020年5月1日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスが流行しているため、基準価額は1年で15%ほど下がっています。戻りも少し遅い印象です。

直近の受賞歴は、以下の通りです。

  • R&Iファンド大賞2019「優秀ファンド賞」

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

国内株式市場が好調な時には、中小型株は大型株よりも早いスピードで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、繰り返しになりますが、中小型株は下落し始めると、一瞬で急落する可能性があるので、注意してください。大型株よりも大きく下落する可能性が高いです。

また、株式市場が回復してきたのに、中小型株式市場が回復しないということもよくあります。個別銘柄の影響も受けやすいので、株式市場と連動しないことも多いのです。

(投資初心者は、「なんで、このファンドの基準価額は回復しないんだ!?」と金融機関にクレームの電話をしがちです。)

日頃から株式市場だけでなく、個別銘柄の動きをよくチェックして、投資判断を見極めてください。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。