三井住友DS

【解説・評価】スーパー小型株ポートフォリオ(三井住友DS)

投資方針

「スーパー小型株ポートフォリオ」は、日本の小型成長株に投資するアクティブファンドです。

具体的には、日本の上場企業のうち、一部上場小型株、二部上場株式およびJASDAQ市場上場株式を中心に技術力、経営力、成長性、市場性等を勘案して選定した銘柄に投資します。

市場別の投資比率をみると、東証1部86.9%、東証2部1.4%、JASDAQ7.3%です。

業種別は、サービス業27.7%、情報・通信業21.6%、卸売業8.0%です。

主な投資先は、「プレステージ・インターナショナル」や「太陽ホールディングス」、「 東鉄工業」など、92銘柄に投資しています。

投資先は、92銘柄とかなり多めです。

その理由として、中小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

   

基本情報

ファンド名 スーパー小型株ポートフォリオ
運用会社 三井住友DSアセットマネジメント
分類 国内小型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 上限2.5%(税抜)
信託報酬 年率1.20%(税抜)
信託財産留保額 なし
決算日 3月14日、9月14日
分配金 実績あり
設定日 1994年6月3日
信託期間(償還日) 2024年3月14日

分配金は「実績あり」となっていますが、出ていないことが多いです。分配金の出ないファンドは、積立投資など長期で資産を育てる運用に向いています。

信託報酬が年率1.20%(税抜)かかります。

アクティブファンドの中では、信託報酬は低コストです。

信託期間は「2024年3月14日」までです。つまり、この日で投資信託が償還され、運用が終了するという意味です。

なので、信託終了予定日の半年前頃から、運用会社のHP等で「信託期間に関するお知らせ」をよく確認するようにしましょう。

信託期間を延長する場合もありますが、予定通り終了した場合には、自動的に現金化されるので、注意してください。

   

運用状況

スーパー小型株ポートフォリオ

出所:SBI証券 HP (2020年5月1日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスが流行しているため、1年で13%ほど下がっています。しかし、ほかのファンドと比べると下落幅は小さいです。

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

国内株式市場が好調な時には、中小型株は大型株よりも早いスピードで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、繰り返しになりますが、中小型株は下落し始めると、一瞬で急落する可能性があるので、注意してください。大型株よりも大きく下落する可能性が高いです。

また、株式市場が回復してきたのに、中小型株式市場が回復しないということもよくあります。個別銘柄の影響も受けやすいので、株式市場と連動しないことも多いのです。

(投資初心者は、「なんで、このファンドの基準価額は回復しないんだ!?」と金融機関にクレームの電話をしがちです。)

日頃から株式市場だけでなく、個別銘柄の動きをよくチェックして、投資判断を見極めてください。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。