日興

【解説・評価】日本新興株オープン(日興)

投資方針

「日本新興株オープン」は、日本の上場企業のうち、JASDAQ上場株式に投資するアクティブファンドです。

具体的には、JASDAQ上場株式の中で、中長期的に成長が期待できる企業および業績の回復が見込める企業の株式に投資します。

市場別の投資比率は、東証1部3.5%、JASDAQ65.4%、マザーズ31.1%です。

業種別は、情報・通信業28%、小売業18%、電気機器12%、機械11%です。

主な投資先は、「日本マクドナルドホールディングス」や「ワークマン」、「ハーモニック・ドライブ・システムズ」など、84銘柄に投資しています。

投資先は、84銘柄とかなり多めです。

その理由として、中小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

   

基本情報

ファンド名 日本新興株オープン
運用会社 日興アセットマネジメント
分類 国内小型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率1.52%(税抜)
信託財産留保額 なし
決算日 12月18日
分配金 実績あり
設定日 1996年12月27日
信託期間(償還日) 2021年12月20日

信託報酬が年率1.52%(税抜)もかかります。

分配金は「年に1回」出ています。分配金が出るファンドは、積立投資など長期で資産を育てる運用には、あまり向いていません。(2019年度は、計100円が分配金となっています。)

信託期間は「2021年12月20日」までです。つまり、この日で投資信託が償還され、運用が終了するという意味です。

なので、信託終了予定日の半年前頃から、運用会社のHP等で「信託期間に関するお知らせ」をよく確認するようにしましょう。

信託期間を延長する場合もありますが、予定通り終了した場合には、自動的に現金化されるので、注意してください。

   

運用状況

日本新興株オープン

出所:SBI証券 HP (2020年5月1日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスが流行しているため、1年で約16%下がっています。しかし、ほかのファンドと比べると下落幅は、まぁまぁです。

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

国内株式市場が好調な時には、中小型株は大型株よりも早いスピードで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、繰り返しになりますが、中小型株は下落し始めると、一瞬で急落する可能性があるので、注意してください。大型株よりも大きく下落する可能性が高いです。

また、株式市場が回復してきたのに、中小型株式市場が回復しないということもよくあります。個別銘柄の影響も受けやすいので、株式市場と連動しないことも多いのです。

(投資初心者は、「なんで、このファンドの基準価額は回復しないんだ!?」と金融機関にクレームの電話をしがちです。)

日頃から株式市場だけでなく、個別銘柄の動きをよくチェックして、投資判断を見極めてください。

また、信託期間は2021年12月20日までです。なので、これから当ファンドを購入する場合には、短期で利益を見込めるのならば良いですが、投資初心者の方は絶対に購入するのはやめておきましょう。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。