投資関連

金融機関が破綻したら、投資信託はどうなるの?


   

 

投資信託は、販売会社・運用会社・信託銀行の3つの機関で運営されています (詳細はこちら

ニュースをみると、欧米金融機関の破たんや、統合、買収の話が報道されていますよね。

もし、日本で投資信託にかかわる金融機関が破綻したら、投資信託はどうなるのでしょうか?? 詳しくご紹介します。

 

投資信託のお金は守られる!?

結論からいうと、投資信託は仮に投資信託の運用に携わる金融機関が破綻したとしても、投資家が預けたお金は投資金額にかかわらず守られる仕組みとなっています。

実際に投資家から集めた資金を管理するのは、信託銀行です。なので、信託銀行の財政状況が心配になると思いますが・・。

投資家から集めた資金は、信託銀行の自己資産とは別で管理することが法律や制度で義務付けられています。

なので、信託銀行が倒産しても大丈夫!投資信託のお金は守られる仕組みとなっています。

具体的に、各金融機関が破たんした場合にどのような措置がされるのか、以下でご説明します。

 

販売会社が破綻した場合

販売会社とは、投資信託を販売する証券会社や銀行のことです。お客さんが投資信託を購入するために支払ったお金は、販売会社を経由して、信託銀行が信託財産として管理しています。

つまり、販売会社に投資家のお金は置いてありません。なので、販売会社が破綻したとしても、信託財産に影響はありません。

 

その販売会社で買った商品はどうなるの?

複数の販売会社で取り扱いされている投資信託であれば、別の販売会社に移管されて、移管先の販売会社で引き続き取引することができます 。

しかし、①1つの金融機関でしか扱っていない投資信託の場合 ②受け入れ先の販売会社が見つからない場合 ③運用会社の破たんで運用の引き継ぎ先が見つからない場合。

これらの場合は途中で運用が終了となってしまい、その時の基準価額で換金する繰り上げ償還になる場合も考えられます。

 

運用会社が破綻した場合

運用会社は運用指図を行うだけで、信託財産の保管や管理は行っていません。

実際に投資家から集めた資金を管理するのは、信託銀行です。なので、販売会社の時にお話ししたのと同様に、運用会社が破綻したとしても、信託財産に直接的な影響はありません。

運用していた投資信託は、他の運用会社に運用が引き継がれるか、もしくは繰上償還されることになります。

 

信託銀行が破綻した場合

何度もお伝えしてきましたが、投資信託の信託財産は信託銀行が管理しています 。

この信託財産=投資家から集めた運用資金は、信託銀行自身の財産とは区別して管理(分別管理)することが法律で義務づけられています。したがって、信託銀行が破綻したとしても、信託財産に影響は無いとされています。

そしてその場合、投資信託は、繰り上げ償還となり破綻時の基準価額で解約される、もしくは他の信託銀行に移管されれば、投資家はそのまま投資信託を保有することができることになっています。

 

いかがでしたか?

投資信託は、各機関が破綻したとしても、守られる仕組みになっています。

金融機関が破たんしても、基本的には引き継ぎ先の金融機関で運用を続けることができます。でも、引き継ぎ先が見つからなかった場合は繰り上げ償還されるということは覚えておきましょう。