インベスコ

【解説・評価】インベスコ 店頭・成長株オープン(インベスコ)

投資方針

「インベスコ 店頭・成長株オープン」は、日本の中小型株式に投資するアクティブファンドです。

具体的には、日本の新興市場(ジャスダック、東証マザーズなど)に上場しており、継続的な高い利益成長によって、東証一部へ上場していくと見込まれる企業に投資します。また、JASDAQ INDEXをベンチマークとします。

市場別の投資比率は、東証1部78.0%、ジャスダック10.9%、東証マザーズ2.7%などです。

業種別は、サービス業24.8%、情報・通信業16.0%、小売業9.7%などです。

主な投資先は、「ウエストホールディングス」や「ペプチドリーム」、「オプトラン」など、45銘柄に投資しています。

投資先は、45銘柄と少なめです。

一般的に、中小型株に投資するファンドは「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点から銘柄数が多くなりがちです。

しかし、当ファンドは、銘柄をかなり少なく絞って、厳選投資しています。

   

基本情報

ファンド名 インベスコ 店頭・成長株オープン
運用会社 インベスコ・アセット・マネジメント
分類 国内小型グロース
ベンチマーク JASDAQ INDEX
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率1.0%(税抜)
信託財産留保額 なし
決算日 12月21日
分配金 実績あり
設定日 1993年12月29日
信託期間(償還日) 無期限

信託期間は「無期限」です。運用の途中で、信託期間満了に伴う償還(運用終了)になることがないので、安心です。

信託報酬が年率1.0%(税抜)かかります。

分配金は「年に1回」出ています。積立投資など、長期で資産を育てる運用には、向いていません。(2019年度は、計550円が分配金となっています。)

   

運用状況

インベスコ 店頭・成長株オープン

出所:SBI証券 HP (2020年5月7日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスによる世界経済への打撃を受けて、基準価額が直近1年で約15%下がっています。しかし、ほかのファンドと比べると下落幅は小さいです。

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

国内株式市場が好調な時には、中小型株は大型株よりも早いスピードで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、繰り返しになりますが、中小型株は下落し始めると、一瞬で急落する可能性があるので、注意してください。大型株よりも大きく下落する可能性が高いです。

また、株式市場が回復してきたのに、中小型株式市場が回復しないということもよくあります。個別銘柄の影響も受けやすいので、株式市場と連動しないことも多いのです。

(投資初心者は、「なんで、このファンドの基準価額は回復しないんだ!?」と金融機関にクレームの電話をしがちです。)

日頃から株式市場だけでなく、個別銘柄の動きをよくチェックして、投資判断を見極めてください。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。