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【解説・評価】新光小型株オープン (愛称:波物語)(アセットマネジメントOne)

投資方針

「新光小型株オープン (愛称:波物語)」は、日本の小型株に投資するアクティブファンドです。

具体的には、日本の上場株式の中で、ジャスダック上場株式、東証マザーズ上場株式、各取引所第二部上場株式および第一部上場の小型株式に投資します。

株式の組入比率は、原則として80%程度以上としています。しかし、株式市場全般が割高となっている場合には、実質株式組入比率を50%程度まで低下させることもあります。

業種別の投資比率は、情報・通信業26.8%、サービス業19.3%、卸売業8.7%です。

主な投資先は、「神戸物産」や「ジャパンエレベーターサービスホールディングス」、「レーザーテック」など、74銘柄に投資しています。

投資先は、74銘柄と多めです。

その理由として、中小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

株式市場全般が割高となっている場合には、実質株式組入比率を50%程度まで低下させることもあります。

株式の組入比率を柔軟に変更できるため、パフォーマンスに良い結果が生まれる可能性があります。

   

基本情報

ファンド名 新光小型株オープン (愛称:波物語)
運用会社 アセットマネジメントOne
分類 国内小型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率1.60%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
決算日 2月1日
分配金 実績あり
設定日 2004年2月2日
信託期間(償還日) 2024年2月1日

信託財産留保額が0.3%かかります。投資信託を売却する際に、手数料が差し引かれます。信託報酬が年率1.60%(税抜)もかかります。

分配金は「年に1回」出ています。分配金が出るファンドは、積立投資など長期で資産を育てる運用には、あまり向いていません。(2020年度は、計50円が分配金と少ないので、あまり気にしなくても良いかもしれませんが。)

信託期間は「2024年2月1日」までです。つまり、この日で投資信託が償還され、運用が終了するという意味です。

なので、信託終了予定日の半年前頃から、運用会社のHP等で「信託期間に関するお知らせ」をよく確認するようにしましょう。

信託期間を延長する場合もありますが、予定通り終了した場合には、自動的に現金化されるので、注意してください。

   

運用状況

新光小型株オープン (愛称:波物語)

出所:SBI証券 HP (2020年5月1日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスによる世界経済への打撃を受けて、1年で約3.5%下がっています。しかし、ほかのファンドと比べると下落幅はとても小さいです。

20-30%下落しているファンドが多い中で、当ファンドの成績は優秀ですね。株式の組入比率を柔軟に変更できる点が、良い結果となったのかもしれません。

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

国内株式市場が好調な時には、中小型株は大型株よりも早いスピードで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、繰り返しになりますが、中小型株は下落し始めると、一瞬で急落する可能性があるので、注意してください。大型株よりも大きく下落する可能性が高いです。

また、株式市場が回復してきたのに、中小型株式市場が回復しないということもよくあります。個別銘柄の影響も受けやすいので、株式市場と連動しないことも多いのです。

(投資初心者は、「なんで、このファンドの基準価額は回復しないんだ!?」と金融機関にクレームの電話をしがちです。)

日頃から株式市場だけでなく、個別銘柄の動きをよくチェックして、投資判断を見極めてください。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。