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【解説・評価】企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)-アセットマネジメントOne

投資方針

「企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)」は、日本の上場企業のうち、小型成長株に投資するアクティブファンドです。

具体的には、国内の1部、2部に上場している小型株式、ジャスダック、東証マザーズなどの新興市場に上場している株式に投資します。

日本株の中でも、企業の規模が小さい「小型株」の中から、企業のROE、経営の健全性、株式の割安度、期待される投資収益率などを考慮して投資先を選んでいます。

業種別に投資比率をみると、情報・通信業40.0%、サービス業22.3%、化学5.7%となっています。

主な投資先は、化学品メーカーの「扶桑化学工業」やソフトウェア開発会社の「サイボウズ」、業務スーパーを手がける「神戸物産」など、約60銘柄に投資しています。

投資先は、約60銘柄とかなり多めです。

その理由として、小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

   

基本情報

ファンド名 企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)
運用会社 アセットマネジメントOne
分類 国内小型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率1.45%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
決算日 2月20日、8月20日
分配金 実績あり
設定日 2016年2月29日
信託期間(償還日) 2026年2月20日

信託財産留保額が0.3%かかります。投資信託を売却する際に、手数料が差し引かれます。

分配金は、年に2回も出ています。積立投資など、長期で資産を育てる運用には、向いていません。(2019年度は、計1850円が分配金となっています。)

信託期間は「2026年2月20日」までです。つまり、この日で投資信託が償還され、運用が終了するという意味です。

なので、信託終了予定日の半年前頃から、運用会社のHP等で「信託期間に関するお知らせ」をよく確認するようにしましょう。

信託期間を延長する場合もありますが、予定通り終了した場合には、自動的に現金化されるので、注意してください。

   

運用状況

企業価値成長小型株ファンド(愛称:眼力)-アセットマネジメントOne

出所:SBI証券 HP (2020年4月末時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスが流行しているため、1年で15%ほど下がっています。しかし、ほかのファンドと比べると下落幅は小さいです。

というのも、直近1か月で20%も上昇しているんです。コロナが終息の兆しが全く見えないのに、すごいですね。

パフォーマンスが良く、投資信託の受賞歴も多いです。

  • R&Iファンド大賞2019「最優秀ファンド賞」
  • R&Iファンド大賞2020「最優秀ファンド賞」
  • リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワード 2020ジャパン「最優秀ファンド賞」

小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場があまりにも好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

国内株式市場が好調な時には、小型株は大型株よりも早いスピードで、大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、繰り返しになりますが、小型株は下落し始めると、一瞬で急落する可能性があるので、注意してください。大型株よりも大きく下落する可能性が高いです。

また、株式市場が回復してきたのに、中小型株式市場が回復しないということもよくあります。個別銘柄の影響も受けやすいので、株式市場と連動しないことも多いのです。

(投資初心者は、「なんで、このファンドの基準価額は回復しないんだ!?」と金融機関にクレームの電話をしがちです。)

日ごろから株式市場だけでなく、個別銘柄の動きをよくチェックして、投資判断を見極めてください。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。