アセットマネジメントONE

【解説・評価】マネックス・日本成長株ファンド (愛称:ザ・ファンド@マネックス)(One)

投資方針

「マネックス・日本成長株ファンド (愛称:ザ・ファンド@マネックス)」は、日本のインターネット関連企業の株式に投資するアクティブファンドです。

具体的には、「インターネットの各種インフラを構築する企業」、「インターネットをビジネスのインフラとして活用する企業」に投資します。

純資産総額の30%の範囲内で外貨建資産への投資を行うことがあります。(為替ヘッジあり)

こうした企業は、インターネットの普及・拡大により直接恩恵を受けることができます。

また、インターネットをビジネスに活用することで、事業の発展、高い利益成長が期待できます。いわゆる、テーマ型のファンドです。

 

市場別の投資比率は、東証1部75.9%、東証2部1.1%、ジャスダック2.7%などです。

業種別は、情報・通信業34.6%、サービス業31.4%、電気機器14.2%などです。

主な投資先は、「SHIFT」や「三浦工業」、「エス・エム・エス」など、中小型株式を中心に60銘柄に投資しています。

投資先は、96銘柄と多めです。

その理由として、中小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

「純資産総額の30%の範囲内外貨建資産への投資を行うことがあります。」

目論見書を見ると、日本株式だけに投資するように思えますが、注意しましょう。ただし、為替ヘッジを行うので、為替変動リスクは低いです。

   

基本情報

ファンド名 マネックス・日本成長株ファンド (愛称:ザ・ファンド@マネックス)
運用会社 アセットマネジメントOne
分類 国内小型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 なし
信託報酬 年率1.47%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
決算日 7月25日
分配金 実績あり
設定日 2000年7月26日
信託期間(償還日) 無期限

分配金は「実績あり」となっていますが、出ていないことのほうが多いです。分配金が出ないファンドは、積立投資など長期で資産を育てる運用に向いています。

信託期間は「無期限」です。運用の途中で、信託期間満了に伴う償還(運用終了)になることがないので、安心です。

信託財産留保額が0.3%かかります。投資信託を売却する際に、手数料が差し引かれます。信託報酬が年率1.47%(税抜)もかかります。

販売会社は、マネックス証券のみです。

テーマ型ファンドは、流行り廃りがあります。

テーマ型ファンドは、「今後、この市場が拡大する!」という期待感があれば、一時的にそれらの株価は急上昇します。

しかし、「成長がひと段落した」もしくは、「新たな成長期待の高い市場が現れた」場合には、株価が急落する可能性もあります。

なので、ファンドのテーマが時代に合ったものかどうかを、定期的に必ず確認するようにしましょう。

   

運用状況

マネックス・日本成長株ファンド (愛称:ザ・ファンド@マネックス)

出所:マネックス証券 HP (2020年5月8日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

コロナウィルスによる世界経済への打撃を受けて、基準価額が直近1年で約10%下がっています。しかし、ほかのファンドと比べると下落幅は小さいです。

直近の受賞歴は、以下の通りです。

  • R&Iファンド大賞2019「優秀ファンド賞」

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

成績は、比較的に良いファンドだと思います。

しかし、テーマ型ファンドは、流行している時期もあれば、話題性がなくなり、一気に株価が下落する可能性もあります。

世間の話題になりやすいファンドは、金融の営業マンは話しやすいので顧客に勧誘しがちですし、ランキングにも上位に入りやすいです。実際の成績と関係なく、雑誌で特集されることもあります。

また、話題になっている時期には、「すでに基準価額の頂点だった。(高値だった。)」、「売り時だった。」ということも多いので、よく注意してください。

繰り返しになりますが、ファンドのテーマが時代に合ったものかどうかを、定期的に必ず確認するようにしましょう。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。