アセットマネジメントONE

【解説・評価】ブランドエクイティ(One)

投資方針

「ブランドエクイティ」は、日本で上場している企業の中で、様々な業界においてトップクラスのブランドを築き上げ、維持している点に注目して投資するアクティブファンドです。

ブランド力に注目する理由として、目論見書には以下の図がありました。

【解説・評価】ブランドエクイティ(One)出所:アセットマネジメントOne HP

今の時代、人々はより付加価値のあるものに消費を行うようになりました。こうした付加価値のある商品、つまり「ブランド力」の差が、同業種内での「勝ち組」「負け組」の差になると考えているのです。

業種別の投資先は、電気機器27.4%、機械15.5%、サービス業15.2%などです。

主な投資先は、「レーザーテック」や「キーエンス」、「SMC」など、中小型株を中心に92銘柄に投資しています。

投資先は、92銘柄と多めです。

その理由として、中小型株は「市場規模が小さいため、1銘柄をたくさん購入できない。」、「大型株に比べて、価格の変動リスクが高いため、分散投資している。」といった点が挙げられます。

   

基本情報

ファンド名 ブランドエクイティ
運用会社 アセットマネジメントOne
分類 国内中型グロース
ベンチマーク なし
購入時手数料 上限3.0%(税抜)
信託報酬 年率1.50%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
決算日 4月20日
分配金 実績あり
設定日 2000年4月28日
信託期間(償還日) 無期限

分配金は「実績あり」となっていますが、分配金はほとんど出ていません。積立投資など、長期で資産を育てる運用に向いています。

信託期間は「無期限」です。運用の途中で、信託期間満了に伴う償還(運用終了)になることがないので、安心です。

信託財産留保額が0.3%かかります。投資信託を売却する際に、手数料が差し引かれます。信託報酬が年率1.50%(税抜)もかかります。

テーマ型ファンドは、流行り廃りがあります。

テーマ型ファンドは、「今後、この市場が拡大する!」という期待感があれば、一時的にそれらの株価は急上昇します。

しかし、「成長がひと段落した」もしくは、「新たな成長期待の高い市場が現れた」場合には、株価が急落する可能性もあります。

なので、ファンドのテーマが時代に合ったものかどうかを、定期的に必ず確認するようにしましょう。

   

運用状況

ブランドエクイティ

出所:SBI証券 HP (2020年5月15日時点)

ここ数か月で、基準価額が大暴落。。

しかし、コロナウィルスによる世界経済への打撃を受けたものの、基準価額は直近1年で約4%上昇しています。

中小型株式の動きは、株式市場や世界経済の動向によって乱高下しやすいです。

株式市場の上昇相場では、当ファンドも短期的に大きな利益を上げられますが、下落相場になると大暴落する可能性もあるので注意してください。

基準価額が半分になる可能性も普通にあります。

中小型株式市場が好調な時には、「当ファンドを追加購入できなくなる」場合があります。

以前、中小型株式市場が好調だった頃、中小型株式に投資する投資信託に資金が集まりすぎたため、「運用に支障が出る&期待する収益を出せなくなる」という懸念から「追加購入の停止」を発表したファンドが数多くありました。

当ファンドにおいても、そうなる可能性があります。

感想

成績は、比較的に良いファンドだと思います。

しかし、テーマ型ファンドは、流行している時期もあれば、話題性がなくなり、一気に株価が下落する可能性もあります。

世間の話題になりやすいファンドは、金融の営業マンは話しやすいので顧客に勧誘しがちですし、ランキングにも上位に入りやすいです。実際の成績と関係なく、雑誌で特集されることもあります。

また、話題になっている時期には、「すでに基準価額の頂点だった。(高値だった。)」、「売り時だった。」ということも多いので、よく注意してください。

繰り返しになりますが、ファンドのテーマが時代に合ったものかどうかを、定期的に必ず確認するようにしましょう。

⇒最新のチャート・基本情報等は、こちらからご覧になれます。