【解説・評価】サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)-三菱UFJ国際投信

【解説・評価】サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)-三菱UFJ国際投信

三菱UFJ国際投信が運用する『サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)』という投資信託をご存知ですか?

商品の仕組みや、このファンドに対する個人的な感想について、詳しくご紹介します^^

サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)とは?

  • サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)
  • 運用会社:三菱UFJ国際投信

ファンドの特色

●サイバーセキュリティ関連企業に投資

「サイバーセキュリティ株式マザーファンド」への投資を通じて、主として日本を含む世界の金融商品取引所に上場しているサイバーセキュリティ関連企業の株式に投資を行います。

サイバーセキュリティ関連企業とは、サイバー攻撃に対するセキュリティ技術を有し、これを活用した製品・サービスを提供するテクノロジー関連の企業等を指します。

 

近年、個人や企業に対するサイバー攻撃により個人情報などが流出するニュースって増えていますよね?

2018年2月に起きたビットコインの資金流出事件とか、とてもびっくりしました。サイバー攻撃は、今や個人や企業だけでなく、国家までも脅かす存在になっています><

そのため、このようなサイバー攻撃から情報や機器を守るサービス・企業が増えており、注目が高まっているようです。

引き続き、私たちの暮らしにはインターネットは必要不可欠な存在です。そのため、サイバー攻撃から身を守る産業の重要性はますます高まるはずです!

そうなれば、こうしたサイバーセキュリティー関連の企業の高い成長性&株価上昇が期待できるはず!と考えて、つくられたファンドです。

 

●運用指図を委託

株式等の運用にあたっては、アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ユーエス・エルエルシーに運用指図に関する権限を委託します。

 

●為替ヘッジ有無選択可能/2コースあり

為替ヘッジの有無により、(為替ヘッジあり)、(為替ヘッジなし)が選択できます。

 

●年1回決算

年1回の決算時(6月6日(休業日の場合は翌営業日))に分配金額
を決定します。

 

運用プロセス

運用プロセスは以下の通りです。

出所:三菱UFJ国際投信 HP

株式等の運用にあたっては、アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ユーエス・エルエルシーに運用指図に関する権限を委託します。

つまり、三菱UFJ国際投信ではなくアリアンツが銘柄選定などを行なうということです。

同社は金融グループであるアリアンツ・グループの一員で、テクノロジー株式の運用戦略について豊富な経験を有する資産運用会社です。

 

為替ヘッジ有無選択可能/2コースあり

為替ヘッジあり、為替ヘッジなしが選択できます。

出所:三菱UFJ国際投信 HP

●為替ヘッジありは、実質組入外貨建資産について、原則として為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減をはかります。

●為替ヘッジなしは、実質組入外貨建資産について、原則として為替ヘッジを行わないので、為替相場の変動による影響を受けます。

具体的には、投資先通貨は8割程度が米ドルなので、米ドルの為替変動による影響を受けます。

ファンドの仕組み

運用はファミリーファンド方式で行います。

出所:三菱UFJ国際投信 HP

※参考:ファミリーファンド方式とは、まず投資家から集めた資金をベビーファンド(当ファンド)としてとりまとめて、その資金をマザーファンドに投資します。そして、マザーファンドが実際に株式などの売買を行なう仕組みのファンドを指します。

 

商品詳細

そのほか、手数料等の概要は以下のとおりです。

『サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)』

運用:三菱UFJ国際投信
決算日:6月6日
分配金:実績なし
設定日:2017年7月13日
信託期間:2022年6月6日まで
購入時手数料:上限3.0%(税抜)
信託財産留保額:ありません
信託報酬:年率1.70%(税抜)

(2018年8月18日時点)

運用状況(2018年7月末現在)

基準価額の推移

設定来のチャートで見ると、こんな感じです。

 

●為替ヘッジあり

基準価額:12,664円 純資産総額:58.3億円

 

 

●為替ヘッジなし

基準価額:12,636円 純資産総額:136.2億円

出所:三菱UFJ国際投信 HP 月報(2018年7月末基準)

 

2018年2月に世界的な株価暴落がありましたが、暴落前の水準までほぼ戻しています・・・・と思ったら7月に大暴落していますね!

この頃の相場は確かに不安定でしたが、ここまでの暴落ではなかったはず><

7月までは短期間で急上昇していたので、ハイテク株を中心に利益確定の売りが出たようです。

上がるときは大きく上がりますが、逆に下がるときも大きいですね。値動きの幅が割と大きいので、注意してください。

 

騰落率

●為替ヘッジあり

 

●為替ヘッジなし

出所:三菱UFJ国際投信 HP 月報(2018年7月末基準)

 

2018年7月末基準の月次レポートによると、1年間でそれぞれ+28.4%、30.8%上昇しています。

為替ヘッジなしの方が、若干成績が良いですね。

 

組入銘柄

組入上位10銘柄はこんな感じです^^

出所:三菱UFJ国際投信 HP 月報(2018年7月末基準)

 

計35銘柄に分散投資しています。

全てカタカナです!笑

(ちなみに運用報告書の全体版を見ると、決算日時点で保有している全銘柄を確認できますよ♪)

業種別にみると、ソフトウェアやテクノロジー、半導体などハイテク株がほとんどを占めています。

出所:三菱UFJ国際投信 HP 月報(2018年7月末基準)

 

国・地域別比率/通貨別比率

投資先は8割が米国です。

出所:三菱UFJ国際投信 HP 月報(2018年7月末基準)

 

そのため、為替ヘッジなしコースを選択した場合には米ドルの影響を大きく受けます。

米ドルが上昇すれば、ファンドにとってはプラスになりますが、下がれば基準価額も下落するので、注意してください。

 

分配金実績

分配金は以下の通りです。

 

●為替ヘッジあり

 

●為替ヘッジなし

出所:三菱UFJ国際投信 HP 月報(2018年7月末基準)

 

2018年6月が初回決算でしたが、分配金は出していません。

良いですね!^^

6月時点では成績が良かったのに分配金を出していないので、このファンドは基本的には分配金を出さない方針なのかもしれません^^

 

評価

◎成績優秀(短期的なリターンを得やすい)

2018年7月末基準の月次レポートによると、この不安定な相場の中、1年間でそれぞれ+28.4%、30.8%上昇しています。

2018年6月末時点では、2月の暴落前の水準を余裕で上回るまでにほぼ回復していました。

このファンドは、米国のハイテク株が上昇基調の時には一気に上昇できるので、相場の「読み」が当たれば短期的なリターンを狙いやすいファンドだと思います。

 

◎分配金なし

分配金は、基本出さない方針のようなので高評価です♪

最近は、成績の良いファンドは分配金を多めに出すことが多いのですが、私はそういうファンドはあまり好きではありません。

分配金が出るファンドは、分配金を再投資したとしても投資効率が悪くなってしまうので、分配金は出さない方がよいなーと思います。

 

▲変動リスクが高い

一方、米国のハイテク関連株を中心にに投資しているので、変動リスクがとても高いです。

上昇相場では勢いよく上がりますが、下落し始めると一気に大暴落する可能性があります。

また、NYダウの動きと比較する方がいますが、NYダウとは異なる動きをするのでご注意ください。

 

▲テーマ型ファンドは流行り廃りがある

テーマ型ファンドなので流行り廃りがあります。

今はこれから市場が拡大する!という期待感からハイテク関連の株式が上昇しています。

しかし、成長がひと段落した場合もしくは、新たな成長期待の高い市場が現れた場合には、急落する可能性もあります。

なので、ほったらかしにせず本ファンドのテーマが時代に合ったテーマかどうかを、定期的に必ず確認するようにしましょう!

 

▲信託報酬が高い

信託報酬は、年率1.70%(税抜)です。アクティブファンドの中でも少し高めの水準です。

 

▲運用は2022年6月まで!?

信託期間は2022年6月6日までとなっています。

延長する可能性もありますが、そのまま運用を終了する可能性もあるので購入する際には少し気を付けた方がよいですね。

まとめ

いかがでしたか?

『サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)』についてご紹介しました。

2018年7月末時点の国際株式の分類の中では、直近1年間の成績が優秀なファンドです!(←SBI証券ではトータルリターン1位になっていました)

でも・・・テーマ型ファンドかつ変動リスクが大きいので、私は投資しません^^

7月の大暴落を見ると、投資する気はあまりおきませんでした。

ではまた^^

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