アクティブファンドについて
アクティブファンドとは?
日経平均株価やTOPIXなどの指数を上回る運用成績を目指すものをアクティブファンドといいます。
運用マネージャーが調査し、厳選した銘柄を売買して運用します。インデックスファンドに比べて手間がかかるため、運用にかかる費用が一般的には高く設定されています。
積極的に高いリターンを望みたい方は、検討してみてください^^
(ご参考)インデックスファンドとは?
アクティブファンドの投資手法
アクティブファンドの投資手法は主に2つあり、「グロース投資」と「バリュー投資」と呼ばれています。
簡単に言うと、「成長株に投資するのか?」それとも、「割安株に投資するのか?」という違いです。
それぞれの投資手法に沿ったファンドを「グロース・ファンド」、「バリュー・ファンド」といいます。詳細は以下の通り^^
・グロース(成長株)投資
企業の成長性や収益性に注目し、将来的な成長性が見込める銘柄に投資する手法のこと。企業が成長途中の段階で、将来有望な会社になるか判断するのは、なかなか難しいといわれています。
・バリュー(割安株)投資
本来の企業価値と比較して、割安と考えられる株式に投資する手法のこと。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といわれる指標などを見て、割安な銘柄を購入していきます。
アクティブファンドのメリット
指数を上回る運用成績を得られる可能性が高い
最初にご説明した通り、アクティブファンドは日経平均株価やTOPIXなどの指数を上回る運用成績を目指すファンドです。
運用のプロであるファンドマネージャーたちが、企業の成長性などを分析・個別面談などを定期的に行ない、投資する銘柄を厳選していきます。
なので、選び抜いた銘柄が想定通りに大きく上昇すれば、指数を上回る運用成績を得られる可能性が高いといえます。
種類が豊富で面白い
アクティブファンドは、各運用会社がそれぞれ投資先、投資方針を決めて運用するので、ファンドそれぞれに個性があります。
また、最近では独立系の運用会社から、熱い投資方針や想いを掲げたファンドが数多く作られており、注目されています。
2017年冬にTVで放送されて話題となったレオスキャピタルワークスの「ひふみ投信」「ひふみプラス」などは、放送以降爆発的に人気となっています^^ちなみに私も持っています♡
アクティブファンドのデメリット
運用管理費用が高い
機械的に銘柄を選ぶインデックスファンドに比べて、アクティブファンドは銘柄選定などに手間がかかるため、運用にかかる費用が高く設定される傾向があります。
必ず指数を上回る運用結果を出すわけではない
アクティブファンドは、指数を上回る運用成績を目指すファンドとされていますが、100%そのような成績になるわけではありません。><
組入れている銘柄が不測の事態で大きく下がる場合もありますし、運用管理費用(信託報酬)が高いため、思ったよりも利益が出ない場合もあります。
また、ファンドごとの投資方針やファンドマネージャーの手腕に大きく左右されるともいわれています。
選ぶ時のポイント
過去の運用成績を確認し、インデックスファンドと比較する
アクティブファンドを選ぶときには、過去の運用成績を必ず確認してください!
例えば、日本株式に投資するアクティブファンドであれば、日経平均に連動する指数のパフォーマンスと比較してみましょう。
アクティブファンドがインデックスファンドに勝っていれば、アクティブファンドを検討しても良いと思います。でも負けているのなら、信託報酬が安いインデックスファンドで十分です。
コストが高すぎないものを選ぶ
アクティブファンドは、運用管理費用(信託報酬)が高くなりがちなのですが、類似ファンドの信託報酬と比較して、平均よりも高すぎないか?必ず確認しましょう。
たとえ信託報酬が高くても、そのファンドの成績が超優秀であれば問題ありません。でも、普通の成績だとしたら、信託報酬が安いファンドで良いのでは?と思います。
信託報酬は、その投資信託を保有している間、ずっとかかる費用です。よく考えて選んでくださいね^^
まとめ
いかがでしたか?
アクティブファンドについてご説明しましたが、私はインデックス派です><投資の9割はインデックスファンド♪
費用が安いのはもちろん、3年で150万円の利益が出ており、全く問題ないと感じているからです。
アクティブファンドにも良い商品がありますが、信託報酬が高く設定されているので、それに見合った運用成績を出している商品かどうか厳選するようにしています。
これから投資を始める方は、インデックスファンドとアクティブファンドのどちらが良いか?ぜひ検討してみてくださいね。